水戸納豆

プロテイン、乳酸菌、ビタミンDやカルシウム、栄養満点で知られている健康の味方の納豆!

皆さんはどうお召し上がりですか?

あっつアツのご飯に乗っけたり、納豆ご飯にしたり、パスタに絡めても美味しいですよね。世界にも健康食として広まり始めている所ですが、

納豆といえば、皆さんもまずは水戸納豆を思い浮かべるでしょう。

水戸と言えば茨城、茨城県はもともと昔から農家などで納豆づくりが盛んな県でありました。しかし実は言うと意外と水戸ブランドの納豆の名前が知られるようになったのは最近で、明治になってからなのです。

 かつて水戸に笹沼清左右衛門という人物が水戸にいて、本で納豆が江戸に出回っているということを知り、納豆が水戸の名物になるのではないのかと製造に乗り出したのが水戸の納豆が有名になるきっかけだったそうです。

 しかし、納豆は生き物と言われることもあるように、発酵食品で菌を繁殖させ製造する食品、清左右衛門の納豆作りはギャンブルのようなものでした。何度も失敗を重ね、明治20年代鉄道が敷設されてから世に出るようになりました。

清左右衛門は水戸駅前の広場で納豆を最初は売っていました。

すると少しずつ人気が出て、やがてホームのおみやげとして売られるようになり、そのうち汽車の窓から搭乗者が奪い合うほどの人気が出たということです。

よく関西の人は納豆が嫌いな人が多いと言われます。

もともと納豆は、関西にはない食べ物で、関西に住む人にとって納豆は食べ慣れない食べ物でしたし独特なにおいが理由で食べられない人が多かったようです。

しかし栄養面を見れば、ダイエット効果、筋肉増量、便通改善でその上低カロリーと日本の健康食の代表格となり、今では関西の方にも好んで食べていただけるようになり、関西圏のスーパーでも常備される食材になっています。

海外でも駐在員の方はもちろん日本通の外国人にも徐々に人気が出始めて、認知度が高まりつつあります。茨城にも納豆を目当てでこられる外国の方も増え、観光産業、流通と茨城県民の生活を支えてくれる力強い存在となっています。

納豆は大豆と納豆菌とそれに適した環境があれば作れるので自宅で作る人も多くなっていますが、実際伝統的な作り方を見学、体験したいと思いませんか?

作る蔵によって形状、もちろん味も変わります。また出来立ての味は格別です。

海外旅行はなかなか難しいなか、今年は茨城に足を運んでみてはいかがでしょうか?またまだ食わず嫌いの方も一度、本場の味を試してもらえればなっと思います!

31 May 2021